Ubuntuのインストール (2017/05/02)

Ubuntuをインストールする。「Ubuntu 16.04.2 LTS」(2017年5月2日時点での最新のLTS版)を64bitマシン(ハードディスク500GB、メモリ4GB)にインストールする場合を例として手順を説明する。

OSがUbuntuでなければならない理由はない。だが、トレードやバックテストの環境を構築するに当たって、Ubuntuはとても便利である。

Ubuntuのダウンロード

Ubuntuのイメージファイルをダウンロードする。

①以下のアドレスをクリックする。

https://www.ubuntu.com/download/desktop

②「Download Ubuntu Desktop」で「Download」ボタンをクリックする。

③「Help shape the future of Ubuntu」で「Not now, take me to the download ›」をクリックする。

④「ubuntu-16.04.2-desktop-amd64.iso を開く」で「ファイルを保存する」を選択する。

⑤「OK」ボタンをクリックする。

イメージファイルのDVDへの書き込み

ダウンロードした「ubuntu-16.04.2-desktop-amd64.iso」ファイルをDVDにディスクイメージとして書き込む。

起動デバイスの優先順位の変更

DVDドライブが起動デバイスの優先順位で1位ではない場合、BIOSで1位に変更する。そうしないと、PCに別のOSがインストールされている場合、そのOSが起動してUbuntuをインストールすることができない。

Ubuntuのインストール

準備が整ったら、Ubuntuのインストールを始める。

①ディスクイメージを書き込んだDVDをUbuntuをインストールするPCのドライブに挿入し、再起動する。

②「Welcome」で「日本語」を選択する。

③「Ubuntu をインストール」ボタンをクリックする。

④「Ubuntu のインストール準備」で「Ubuntu のインストール中にアップデートをダウンロードする」にチェックを入れる。

⑤「グラフィックス、Wi-Fi 機器、Flash、MP3 やその他のメディアに必要なサードパーティーソフトウェアをインストールする」にチェックを入れる。

⑥「続ける」ボタンをクリックする。

⑦「インストールの種類」で「それ以外」を選択する。

⑧「続ける」ボタンをクリックする。

⑨「新しいパーティションテーブル...」ボタンをクリックする。

⑩「このデバイスに新しい空のパーティションテーブルを作成しますか?」で「続ける」ボタンをクリックする。

⑪「空き領域」を選択する。

⑫「+」ボタンをクリックする。

⑬「パーティションを作成」で「サイズ」を「102400」に変更する。

⑭「新しいパーティションのタイプ」で「基本パーティション」、「新しいパーティションの場所」で「この領域の始点」、「利用方法」で「ext4 ジャーナリングファイルシステム」が選択されているのを確認する。

⑮「マウントポイント」で「/」を選択する。

⑯「OK」ボタンをクリックする。

⑰「空き領域」を選択する。

⑱「+」ボタンをクリックする。

⑲「パーティションを作成」で「サイズ」を「4096」に変更する。

⑳「新しいパーティションのタイプ」で「論理パーティション」、「新しいパーティションの場所」で「この領域の始点」が選択されているのを確認する。

㉑「利用方法」で「スワップ領域」を選択する。

㉒「OK」ボタンをクリックする。

㉓「空き領域」を選択する。

㉔「+」ボタンをクリックする。

㉕「パーティションを作成」の「新しいパーティションのタイプ」で「論理パーティション」、「新しいパーティションの場所」で「この領域の始点」、「利用方法」で「ext4 ジャーナリングファイルシステム」が選択されているのを確認する。

㉖「マウントポイント」で「/home」を選択する。

㉗「OK」ボタンをクリックする。

㉘「インストール」ボタンをクリックする。

㉙「ディスクに変更を書き込みますか?」で「続ける」ボタンをクリックする。

㉚「どこに住んでいますか?」で「Tokyo」と入力されているのを確認する。

㉛「続ける」ボタンをクリックする。

㉜「キーボードレイアウト」で両方とも「日本語」が選択されているのを確認する。

㉝「続ける」ボタンをクリックする。

㉞「あなたの情報を入力して下さい」で「あなたの名前」に名前を入力する。

「コンピューターの名前」、「ユーザー名の入力」は自動的に入力される。

㉟「パスワードの入力」にパスワードを入力する。

㊱「パスワードの確認」にもう一度同じパスワードを入力する。

㊲「ログイン時にパスワードを要求する」が選択されているのを確認する。

㊳「続ける」ボタンをクリックする。

インストールが始まるので、しばらく待つ。

㊴「インストールが完了しました」で「今すぐ再起動する」ボタンをクリックする。

㊵「Please remove the installation medium, then press ENTER:」でDVDを取り出し、「Enter」キーを押す。

㊶ログイン画面でパスワードを入力して「Enter」キーを押す。

インストールが完了し、ログインした状態になる。

Ubuntuの使い方 (2017/04/25)

「Ubuntuのインストール」から続けて、Ubuntuの使い方を簡単に説明する。

デスクトップ画面

Ubuntuのデスクトップ画面では上部に「メニューバー」、左側に「Launcher」がある。デスクトップ画面については、とりあえずこの2つの名前を覚えておけば十分である。

シャットダウン

Ubuntuをインストールした後、そのまま起動してログインしたので、もう一度、起動するところから説明したい。だが、その前にシャットダウンする必要があるので、先ずシャットダウンから説明する。

①メニューバー右端のアイコンをクリックする。

②「シャットダウン...」をクリックする。

③「シャットダウン」ボタンをクリックする。

ログイン

「Ubuntuのインストール」の最後でログインしているが、やり方はそれと同じである。

①PCの電源ボタンを押す。

②ログイン画面でパスワードを入力して「Enter」キーを押す。

端末のLauncherへの登録

このブログではUbuntuの端末を使った手順が多い。そこで、端末をLauncherに登録しておく。

①デスクトップの適当な場所を右クリックする。

②「端末を開く」をクリックする。

端末が起動する。

③Launcher上の「端末」を右クリックする。

④「Launcherに登録」をクリックする。

端末の終了

端末をLauncherから起動する手順(手順というほどのものでもないが)を説明したい。だが、その前に起動した端末を終了させる必要があるので、先ず端末の終了から説明する。

○「端末」の「×」ボタンをクリックする。

端末が終了する。

端末の起動

では、端末を起動する。

○Launcher上の「端末」をクリックする。

端末が起動する。

Linuxコマンドの使い方

Linuxコマンドには多くの種類があるが、このブログで使われているものに限って使い方を紹介する。とりあえず以下の操作を何回か繰り返せば使い方が分かってくると思う。

文字の出力

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押す。

echo "Hello, World!"

出力

Hello, World!

新規ファイルの作成

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「ホーム」フォルダーに「test.sh」ファイルを作成する。

touch ~/test.sh

シェルスクリプトの作成

①以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「~/test.sh」ファイルをテキストエディターで開く。

gedit ~/test.sh

②以下のコマンドを「~/test.sh」ファイルにコピー&ペーストしてテキストエディターの「保存」ボタンをクリックする。

#!/bin/sh

echo "Hello, World!"

シェルスクリプトの実行

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押す。

bash ~/test.sh

出力

Hello, World!

フォルダーの作成

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「ホーム」フォルダーに「a」フォルダーを作成する。

mkdir ~/a

ウェブページのダウンロード

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「ホーム」フォルダーに「http://fxst24.blog.fc2.com/blog-entry-1.html」ファイルを保存する。

wget -P ~ http://fxst24.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

ファイル名の置換

①以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/test.sh」ファイルの「es」の部分を「ES」に変更する。

rename 's/es/ES/;' ~/test.sh

②以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/tESt.sh」ファイルの「ES」の部分を削る。

rename 's/ES//;' ~/tESt.sh

ファイル名の変更

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/tt.sh」ファイルの名前を「test.sh」に変更する。

mv ~/tt.sh ~/test.sh

複数コマンドを1行で実行

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「ホーム」フォルダーに「test2.sh」ファイルを作成し、続いて「test3.sh」ファイルを作成する。

touch ~/test2.sh;touch ~/test3.sh

複数行コマンドの実行

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「ホーム」フォルダーに「test4.sh」ファイルを作成し、続いて「test5.sh」ファイルを作成する。

touch ~/test4.sh;\
touch ~/test5.sh

ファイルの圧縮

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/test.sh」、「~/test2.sh」、「~/test3.sh」、「~/test4.sh」、「~/test5.sh」の各ファイルを圧縮して「ホーム」フォルダーに「test.zip」ファイルを作成する。

zip ~/test.zip ~/test.sh ~/test2.sh ~/test3.sh ~/test4.sh ~/test5.sh

ファイルの解凍

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/test.zip」ファイルを「a」フォルダーに解凍する。

unzip -d ~/a ~/test.zip

ワイルド・カード

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/a」フォルダーのshファイルすべての「es」の部分を「ES」に変更する。

rename 's/es/ES/;' ~/a/*.sh

ファイルの削除

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/test.sh」、「~/test2.sh」、「~/test3.sh」、「~/test4.sh」、「~/test5.sh」、「~/test.zip」、「~/blog-entry-1.html」の各ファイルを削除する。

rm ~/test.sh ~/test2.sh ~/test3.sh ~/test4.sh ~/test5.sh ~/test.zip ~/blog-entry-1.html

フォルダーの削除

○以下のコマンドを端末にコピー&ペーストして「Enter」キーを押し、「~/a」フォルダーを削除する。

rm -r ~/a
(2017/01/26更新)