Pythonのインストール (2017/04/11)

Ubuntuには初めからPythonがインストールされている。しかし、ここではAnacondaをインストールして、その中のPythonを使うことにする。いくつかのライブラリはAnacondaからのほうが導入が楽だからである。

Anacondaのインストール

①以下のアドレスをクリックする。

https://www.continuum.io/downloads#linux

②「Anaconda 4.3.1 For Linux」で「Python 3.6 version」の「64-BIT INSTALLER (474M)」ボタンをクリックする。

③「Anaconda3-4.3.1-Linux-x86_64.sh を開く」で「ファイルを保存する」を選択する。

④「OK」ボタンをクリックする。

ファイルは「~/ダウンロード」フォルダーに保存される。

⑤もし「THANK YOU FOR DOWNLOADING ANACONDA!」という表示が出たら、「×」ボタンをクリックして閉じる。

⑥以下のコマンドを実行してインストールを始める。

$ bash ~/ダウンロード/Anaconda3-4.3.1-Linux-x86_64.sh

⑦「Please, press ENTER to continue」で「Please answer 'yes' or 'no':」と表示されるまで「Enter」キーを押し続ける。

⑧「Please answer 'yes' or 'no':」で「yes」と入力して「Enter」キーを押す。

⑨「[/home/****/anaconda3] >>>」で「Enter」キーを押す。

⑩「[no] >>>」で「yes」と入力して「Enter」キーを押す。

⑪端末を再起動して設定を反映させる。

Anacondaのアップデート

①以下のコマンドを実行してcondaをアップデートする。

$ conda update conda

②もし「Proceed ([y]/n)?」と表示されたら「Enter」キーを押す。

③以下のコマンドを実行してanacondaをアップデートする。

$ conda update anaconda

④もし「Proceed ([y]/n)?」と表示されたら「Enter」キーを押す。

⑤以下のコマンドを実行してすべてをアップデートする。

$ conda update --all

⑥もし「Proceed ([y]/n)?」と表示されたら「Enter」キーを押す。

ライブラリのインストール

Anacondaにデフォルトでは含まれていないが、使うことのあるライブラリをインストールする。

①以下のコマンドを実行してOANDA APIをインストールする。

$ pip install git+https://github.com/oanda/oandapy.git

ここではPython 3.6対応、CPUのみのバージョンをインストールする。

②以下のコマンドを実行してTensorFlowをインストールする。

$ pip install --ignore-installed --upgrade https://storage.googleapis.com/tensorflow/linux/cpu/tensorflow-1.0.1-cp36-cp36m-linux_x86_64.whl

③もし「Proceed ([y]/n)?」と表示されたら「Enter」キーを押す。

④以下のコマンドを実行してCVXOPTをインストールする。

$ conda install cvxopt

⑤もし「Proceed ([y]/n)?」と表示されたら「Enter」キーを押す。

⑥以下のコマンドを実行してpandas-datareaderをインストールする。

$ conda install pandas-datareader

⑦もし「Proceed ([y]/n)?」と表示されたら「Enter」キーを押す。

⑧以下のコマンドを実行してpandas-datareaderをインストールする。

$ conda install -c conda-forge jupyter_contrib_nbextensions

⑨もし「Proceed ([y]/n)?」と表示されたら「Enter」キーを押す。

作業用フォルダーの作成

「ホーム」フォルダーに「py」フォルダーを作成して、これを作業用フォルダーとする。

○以下のコマンドを実行して「ホーム」フォルダーに「py」フォルダーを作成する。

$ mkdir ~/py

SpyderのLauncherへの登録

①以下のコマンドを実行してSpyderを起動する。

$ spyder

②Launcher上の「Spyder (Python 3.4)」を右クリックする。

③「Launcherに登録」を選択する。

Spyderの設定

①Spyderのメニューバーで「ツール」をクリックする。

②「設定」をクリックする。

③「設定」で「グローバル作業ディレクトリ」をクリックする。

④「スタートアップ」で「以下のディレクトリ」を選択する。

⑤続いて「/home/****/py」を選択する。

⑥「ファイルを開く」で「グローバル作業ディレクトリ」を選択する。

⑦「新規ファイル」で「グローバル作業ディレクトリ」を選択する。

⑧「設定」で「IPythonコンソール」をクリックする。

⑨「グラフィックス」タブをクリックする。

⑩「画像のサポート(Matplotlib)」で「サポートを有効化」にチェックを入れる。

⑪「OK」ボタンをクリックする。

ライブラリのチュートリアル(入門レベル)

pandas

http://pandas.pydata.org/pandas-docs/stable/10min.html

scikit-learn

http://scikit-learn.org/stable/tutorial/basic/tutorial.html

TensorFlow

https://www.tensorflow.org/get_started/get_started

tf.contrib.learn

https://www.tensorflow.org/get_started/tflearn

Pythonの使い方 (2017/05/07)

標準ライブラリの範囲でPythonの使い方を簡単に説明する。

ここで取り上げる内容は私が実際に使っているものに限っている。そのため、かなり偏りがあると思う。ただ、こういうものはどうしても「帯に短し襷に長し」となりがちである。私と共通の関心を持つ人にはちょうどよいのではないかと思う。

この記事は内容を随時追加する。

文字の出力

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print("Hello, World!")


Hello, World!

コメントアウト(1行)

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

# これはコメントです。
print("Hello, World!")


Hello, World!

コメントアウト(複数行)

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

'''これはコメントです。
これはコメントです。
これはコメントです。
'''
print("Hello, World!")


Hello, World!

変数

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

s = "Hello, World!"
print(s)


Hello, World!

定数

Pythonでは定数というのはないようである。ただ、定数として使いたい場合は大文字にして変数と区別する慣習らしい。

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

S = "Hello, World!"
print(S)


Hello, World!

整数

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print(1)


1

浮動小数点数

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print(1.0)


1.0

指数表記

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print('通常の表記')
print(100.0)
print(0.01)
print('指数表記')
print(1.0e+2)
print(1.0e-2)


通常の表記
100.0
0.01
指数表記
100.0
0.01

リスト

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

l = [768, 7968]
print(l)
print(l[0])
print(l[1])


[768, 7968]
768
7968

タプル

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

t = (768, 7968)
print(t)
print(t[0])
print(t[1])


(768, 7968)
768
7968

slice()関数

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

l = [768, 7968, 3465, 5810, 239, 6777, 2618, 8716, 4100, 7634]
s1 = slice(0, 9, 2)
s2 = slice(0, 9, 3)
print(l[s1])
print(l[s2])


[768, 3465, 239, 2618, 4100]
[768, 5810, 2618]

型変換

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print(float(1))
print(int(1.0))


1.0
1

算術演算子

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print(1 + 2)
print(1 - 2)
print(1 * 2)
print(1 / 2)
print(1 % 2)


3
-1
2
0.5
1

関係演算子

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print(1 == 2)
print(1 != 2)
print(1 > 2)
print(1 < 2)
print(1 >= 2)
print(1 <= 2)


False
True
False
True
False
True

論理演算子

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

print(True & True)
print(True & False)
print(False & False)
print(True | True)
print(True | False)
print(False | False)


True
False
False
True
True
False

if文

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

a = 3
if a == 1:
    print('aは1です。')
elif a == 2:
    print('aは2です。')
else:
    print('aは1でも2でもありません。')


aは1でも2でもありません。

or

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

a = 1
if a == 1 or a == 2:
    print('aは1、または2です。')
else:
    print('aは1でも2でもありません。')


aは1、または2です。

and

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

a = 1.5
if a >= 1 and a < 2:
    print('aは1以上、かつ2未満です。')
else:
    print('aは1未満、または2以上です。')


aは1以上、かつ2未満です。

for文

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

for i in range(3):
    print(i+1, '回目のループです。')


1 回目のループです。
2 回目のループです。
3 回目のループです。

while文

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

i = 0
while i < 3:
    print(i+1, '回目のループです。')
    i = i + 1


1 回目のループです。
2 回目のループです。
3 回目のループです。

関数の作成

○以下のコードをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

def func(a, b):
    return a + b

ans = func(1, 2)
print(ans)


3

プログラムファイルの実行

①以下のコードを「test.py」ファイルとして「~/py」フォルダーに保存する。

print('Hello, world!')

②以下のコマンドをIPythonコンソールに入力して「Enter」キーを2回押す。

%run ~/py/test.py


Hello, world!