Khan Academyの学び方

最近、Khan Academyを始めた。

別に学び方など説明するまでもなく、とても簡単で、ただやればいいだけの話ではある。だが、このサイトが気に入ったので、より多くの人に知ってもらいたいということで記事を書く。

登録

Khan Academyのコンテンツは登録しなくても利用できる。しかし、登録したほうが学習の進展具合が把握できていい。

GmailやFacebookのアカウントを持っていれば、それでログインすることもできるようだが、私はメールでKhan Academyのアカウントを作成した。

①以下のアドレスをクリックする。

https://www.khanacademy.org/

②右上隅の「Sign in / Sign up」をクリックする。

③「Create a new account.」をクリックする。

④「Sign up with email」をクリックする。

⑤「Start learning on Khan Academy」で「First name」、「Last name」、「Email」に入力し、「Birthdate」で月、日、年を選択する。

⑥「Sign up」ボタンをクリックする。

⑦登録したメールアドレスに確認メールが届くので確認のためのリンクをクリックする。

ここは記憶に頼った手順だが、多分そんな感じ。あと、ユーザー名とパスワードの設定もあった。

ログイン

①以下のアドレスをクリックする。

https://www.khanacademy.org/

②右上隅の「Sign in / Sign up」をクリックする。

ここまでは上の「登録」と同じ。

③「Log in to your Khan Academy account」の「Email or username」でメールアドレス、またはユーザー名を入力する。

④その下にパスワードを入力する。

⑤「Sign in」ボタンをクリックする。

ログアウト

①右上の自分の名前をクリックする。

②「Log out」をクリックする。

ミッションの選択

Khan Academyには多くのビデオ講義、問題演習があるので、自分の興味にしたがって、それらをやればいい。英語だが、ビデオによっては日本語字幕もあるらしい。

ところで、Khan Academyには文系、理系の基礎科目が幅広く用意されているが、特に数学が充実していて、数学にだけミッションというのがある。このミッションをやるのがオススメ。

私の場合、登録した翌日くらいに「Start your math mission」というメールが送られてきた。「Your chosen mission is Math」とか勝手に決められていて(笑)、「Continue learning now」というボタンをクリックしたら、そのままミッションが始まった。だが、メールが来るのを待つまでもなく、自分で始めることもできると思う。

以下はログイン後の手順。

①左上隅の「Subjects」をクリックする。

②「Math by subject」をクリックする。

③「Math」で「Mission」をクリックする。

「The World of Math」というミッションのページに移動する。これは小学校レベルから大学レベルまで、Khan Academyのすべての数学科目を網羅しているようだ。

私の場合、初めからこのミッションを与えられていたので、実は選択のやり方は分かっていないのだが、多分、ここからミッションを始めることができると思う。

「Mission Progress」に「*% progress」とあって、ミッションの進展具合を確認することができる。

私のところにメールで送られてきた「Start your math mission」によると、このミッションの所要時間は20〜40時間となっている。小学校レベルの問題はどんどん解いていけばいいが、レベルが上がってくると、ビデオ講義を見ないと分からない問題も出てくると思う。したがって、もっと時間がかかるのではないだろうか。

学習者のレベルにもよるが、2〜3倍は見ておいたほうがいいと思う。だが、仮に120時間だとしても、毎日30分勉強すれば1年以内に数学をマスターできるのだ。素晴らしいじゃないか!「自分はどうも数学が苦手で...」などというくだらない言い訳はやめて勉強を始めよう。

タスクの開始

①「MASTERY CHALLENGE」の「Start」ボタンをクリックする。

「Strengthen skills you've already practiced」と書かれているが、やったことのないスキルからの出題もある。

画面が切り替わった後、「Mastery Challenge」の右上隅に「Do all * problems」とあって、問題数が表示されている。そのすべての問題に解答して1回分のタスクが終了する。

②出題された問題に対し、入力、または選択して解答する。

計算が面倒な問題の場合、「Calculator」に関数電卓が表示されるので、それを使って計算してもいい。私は100円ショップでA4くらいのホワイトボードとホワイトボードマーカー(確か0.7ミリの細いやつ)を買ってきて、それで計算している。

解答する場合

○「Answer」で「Check Answer」ボタンをクリックする。

正解の場合、「Check Answer」ボタンが「Correct! Next question...」ボタンに変わるので、クリックして次の問題に移る。

不正解の場合は「Check Answer」ボタンのまま。

何度でも解答できるので、やり直すかスキップする。スキップのやり方は後で述べる。

ヒントを見る場合

○「Show me how」で「I'd like a hint」ボタンをクリックする。

ヒントは複数用意されている場合がある。なお、解答してからヒントを見る場合、ボタンが「Show hints ( left)」に変わっている。「」には残りのヒントの数が入っている。

関連ビデオ講義を視聴する場合

問題によっては関連ビデオ講義のリンクが貼られている場合がある。

○「Stuck? Watch a video.」で動画をクリックする。

スキップする場合

○「I haven't learned this yet.」ボタンをクリックする。

解答が終わったら

○「Check Answer」ボタンが「Awesome! Show points...」ボタンに変わるので、クリックして成績を見る。

成績の見方

出題されたスキルに対する学習者のレベルは低い順から「Needs Practice」→「Level One」→「Level Two」→「Mastered」となっている。スキルによっては「Level Two」がない場合もある。すべてのスキルで「Mastered」に到達するのが目標である。

「Mastered」に到達していないスキルからの出題が中心だと思うが、「Mastered」に到達したスキルからの出題も時々ある。忘れさせないためだろうか。

ヒントなし、ビデオなし、しかも1度で正解であった場合、レベルが上がる。しかし、ヒントやビデオを見たり、不正解、スキップ、あるいは何度かやって正解であった場合、レベルは下がる。ただ、レベルが「Needs Practice」の場合は下がりようがないので据え置きとなる。

タスクを続けてやる場合は「Continue next task ⇨」ボタンをクリックする。

終了する場合は「×」ボタンをクリックする。

なお、ミッションを始めると、次回以降はログイン後の画面で「Recent missions」というのが出てくるので、「The World of Math」ボタンをクリックすれば、すぐミッションを再開できる。

アプリについて

Khan Academyにはスマートフォン、タブレット用のアプリもある。ただ、Web版と比べると、やや機能が限定されており、ミッションもできないようだ。

とはいえ、アプリの「Explore」の「Math」でビデオ講義視聴や問題演習ができる。先ず問題演習をやって、分からないことがあればビデオ講義を視聴するというようにすれば、ミッションをやったのとほぼ同内容のことができるだろう。

「Math」以外の科目も同じやり方でやるといいかもしれない。少なくとも社会人にとって多くは学生時代に学んだことの復習だ。ビデオ講義をすべて視聴する必要はないと思うが、問題演習はすべてマスターしたい。

また、Web版はスマートフォンだとページの大きさと画面の大きさが一致しないことがあって、ちょっとやりにくい。その点、アプリは大きさがちゃんと合っているし、ビデオや問題をブックマークすることができるなど、便利な機能もある。割と頻繁にアップデートが行われているようだし、今後に期待したい。

日本語版について

Khan Academyには日本語版もある。

https://ja.khanacademy.org/

英語版のすべてを網羅するまでには至っていないが、それなりに充実している。

他のMOOCとの比較

Khan Academyの教材の多くは設立者のサルマン・カーン氏自身が作成したものらしい。それだけにしっかり統一されていて、基礎的な科目が網羅的、かつ重複なく提供されている。

Cousera、Udacity、edXなどは複数の教育機関や企業から授業が提供されている。このため、同じような科目がいくつもあったり、逆に基礎的で重要と思われる科目が抜けていたりする。

もちろん、サルマン・カーン氏個人の知識には限界があるだろう。だが、マサチューセッツ工科大学で数学、電気工学を学び、ハーバード大学でMBAを取得し、ヘッジファンドでアナリストを務めていたという経歴の持ち主である。基礎的な科目については申し分あるまい。

Khan Academyは元々、サルマン・カーン氏がいとこの家庭教師をしたことがきっかけとなって発展したものだそうだ。その意味では最高の家庭教師と言えるかもしれない。

最後に

それでは多くの人が数学を得意にすることを祈る。先ずは私自身が、だが。

(2016/11/25更新)