Khan Academyのすすめ (2017/06/22)

私はKhan Academyは素晴らしいと思うので紹介したい。

Khan Academyの特色

私が考えるKhan Academyの特色は、第1に誰もが学ぶべき基礎的な科目が中心となっていることである。同じMOOCとして有名なCoursera、Udacity、edXなどはどちらかと言うと専門的な科目が多い。

Khan Academyは数学が特に充実しているのがうれしい。小学レベルから大学教養レベルまでの数学を体系的に学ぶことができる。

私はKhan Academyのおかげで苦手な数学を克服できた。専門的な勉強をしたいと思っても数学がネックになることが少なくない。といって、学生のように勉強する時間はないし、社会人向けにやさしく書かれた教材は役に立たない。その点、Khan Academyは効率よく、しかも、しっかりと知識を身に付けることができると思う。

第2の特色は網羅的であり、重複がないことである。教材の多くは設立者のサルマン・カーン氏自身が作成したものらしい。それだけにしっかり統一されていて、基礎的な科目が網羅的、かつ重複なく提供されている。

Cousera、Udacity、edXなどは基礎的で重要と思われる科目が抜けていたり、同じような科目がいくつもあったりする。これは複数の教育機関や企業から授業が提供されているためである。

多くの教材を一人で作ったからといってレベルが低いということはない。サルマン・カーン氏はマサチューセッツ工科大学で数学、電気工学を学び、ハーバード大学でMBAを取得し、ヘッジファンドでアナリストを務めていたという経歴の持ち主である。個人の知識に限界はあるとしても、基礎的な科目については申し分あるまい。

Khan Academyは元々、サルマン・カーン氏がいとこの家庭教師をしたことがきっかけとなって発展したものだそうだ。その意味では最高の家庭教師と言えるかもしれない。

英語も勉強できてお得

Khan Academyは英語なので、英語の勉強もできて大変お得である。

「英語はちょっと」と尻込みする人もいるかもしれない。だが、Khan Academyは基礎的な内容ばかりである。例えば、こんな感じ。

画像

これに尻込みするようではCoursera、Udacity、edXなどで勉強するなど夢のまた夢である。

Khan Academyには日本語版もある。

https://ja.khanacademy.org/

だが、講義ビデオのみで、練習問題はないようだ。現状では私は英語版で学習することを勧める。

登録

Khan Academyのコンテンツは登録しなくても利用できる。しかし、登録したほうが学習の進展具合が把握できていい。

私は自分のメールアドレスを使ってKhan Academyのアカウントを作成した。だが、GmailやFacebookのアカウントを持っていれば、それでログインすることもできるようだ。

①以下のアドレスをクリックする。

https://www.khanacademy.org/

②右上隅の「Sign in / Sign up」をクリックする。

③「Create a new account.」をクリックする。

④「Sign up with email」をクリックする。

⑤「Start learning on Khan Academy」で「First name」、「Last name」、「Email」に入力し、「Birthdate」で月、日、年を選択する。

⑥「Sign up」ボタンをクリックする。

⑦登録したメールアドレスに確認メールが届くので確認のためのリンクをクリックする。

ここは記憶に頼った手順だが、多分そんな感じ。あと、ユーザー名とパスワードの設定もあった。

アプリのインストール

私はiPhoneを使っているので、iPhoneでのアプリのインストールについて説明する。Web版からでも学習することはできる。どちらを使うかは好みだ。

①iPhoneで「App Store」をタップする。

②「検索」をタップする。

③英語のキーボードで「khan academy」と入力して「Search」をタップする。

④「Khan Academy: you can learn anything」で「入手」をタップする。

ログイン

①アプリを起動する。

②「Profile」をタップする。

③「Sign in」をタップする。

④「Username or Email Addres」でユーザー名、またはメールアドレスを入力する。

⑤「Password」にパスワードを入力する。

⑥「Sign in」をタップする。

アプリの使い方

数学科目を学習する場合を例としてアプリの使い方を簡単に説明する。

①「Explore」をタップする。

②「Math」の「Early math」をタップする。

「Early math」は数学科目の中で最も初歩的なもの。小学校低学年くらいだろうか。

③「Early math」で「Counting」をタップする。

「Counting」の最初のタイトルは同名の「Counting」となっている。これを上から順にやっていく。

各タイトルには「▷」、「☆」などのマークが付いた項目がある。「▷」はビデオ講義、「☆」は練習問題である。

社会人にとっては復習であるから、ビデオ講義は飛ばして練習問題だけやるのが効率的だ。練習問題は通常、3問か5問である。ただし、3問の場合は3問連続、5問の場合は5問連続で正答するまで、問題は出題される。

④最初の練習問題である「Count with small numbers」をタップする。

「Count with small numbers」の場合は5問連続で正答する必要がある。

⑤問題を解く。

  • もし、分からなければ、「Stuck? Watch a video or use a hint.」をタップする。
  • 「Stuck? Use a hint.」をタップする。

ヒントは複数用意されている場合があり、最後のヒントは答えそのものだったりする(笑)。もし、それでも分からない場合は「Watch a video」をタップしてビデオ講義を視聴する。だが、その必要は恐らくないだろう。

⑥問題を解いたら「Check」をタップする。

正答の場合は「Check」が「Next Question」に変わるので、それをタップして次の問題を解く。

誤答の場合は「Keep trying! Stuck? Watch a video or use a hint.」をタップする。あとは問題が分からなかった場合と同じである。

⑦5問連続で正答したら、「< Counting」をタップして「Counting」に戻る。

⑧次の練習問題である「Count in order」をタップし、上述のやり方で問題を解く。

⑨終わったら、「< Counting」をタップして「Counting」に戻る。

⑩最後の練習問題である「Find 1 more or 1 less than a number」をタップし、上述のやり方で問題を解く。

⑪終わったら、「< Counting」をタップして「Counting」に戻る。

⑫次の項目の「Numbers 0 to 120」の「🔖」(ちょっと形が違うが)をタップする。

これはブックマークである。

これで一日の学習は終わりとする。難易度によって数分で終わることもあれば、数十分かかることもあるだろう。

⑬翌日に学習するときはアプリの「Bookmarks」をタップする。

⑭前日にブックマークした「Numbers 0 to 120」をタップする。

あとは前日の学習と同じである。

これはあくまでも例であって、必ずしもこのようにする必要はない。また、数学以外の科目では教材の形式が異なる場合もある。

アドバイス

①計算が面倒な問題は電卓、もしくは関数電卓を使う。

②手計算の場合はA4くらいのホワイトボードとホワイトボードマーカーを使うのが便利。私はいずれも100円ショップで購入した。

③公式は暗記しないでノートに書き、必要に従って参照する。余計な負担は増やさない。このブログの「Math」という記事はその一例。